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■土壌改良・汚染浄化
カルシウム・珪酸・腐植酸を含んだ天然有機資材。ベウスは、高圧低温状態で形成されたドロマイトを5m/m以下に乾燥・粉砕した天然の有機資材です。
作物への吸収が早い、置換性カルシウム量が非常に多いのが特徴です。天然の土壌改良材としては鉱物系の資材と異なり珪酸とカルシウムをバランス良く含み、
微量の窒素・リン酸・カリの他に腐植酸をも含有する。用途によっては肥料としての使用も可能な土壌改良材となります。
【 ベウス成分とその他土改材成分の比較表 】
成分(現物当り)
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ベウス(中農環第1-111号)
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その他土改材(他社参考)
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PH(KCL)
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7.63〜7.89
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7.0〜9.0
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窒素(N)
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0.01〜0.02%
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リン酸(P2O3)
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0.06〜0.09%
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0.4%
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加里(K2O)
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0.08〜0.16%
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0.11〜1.90%
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石灰(CaO)
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28.7〜37.9%
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2.7〜2.9%
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苦土(MgO)
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0.54〜0.97%
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0.5〜0.8%
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珪酸(SiO2)
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24.7〜33.3%
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65.6〜68.7%
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可溶性石灰
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28.5〜37.4%
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腐植酸
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1.02〜2.15%
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アルカリ分
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29.4〜37.5%
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アルミニウム(Al2O3)
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11.6〜12.0%
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鉄(Fe2O)
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1.1〜2.2%
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ナトリウム(Na2O)
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0.6〜1.3%
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CEC(mg/100g)
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(95.0)
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(186.0)
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注)北海道立中央農業試験場による(環境化学部土壌生態科)
ベウスとその他土改材の効能には類似した部分が多く見られ、構造的にもそれぞれ多孔質な構造体を有しており、土壌散布又は混合する事
によってその土壌の保水力や保肥力を改善する効果を有している。しかし、一番の違いはベウスがプランクトンの化石であるのに対し、その
他土改材は鉱物である事で、上記成分表で判る通りベウスには石灰と珪酸が共に含まれており、その他土改材は珪酸が主の土壌改良材である。また、ベウスには窒素・リン酸・加里が微量ながら含まれており、かつ腐植酸が含まれている事が特徴である。その他土改材はあくまでも
土壌改良材であるのに対し、ベウスの場合、作物の種類によっては肥料として使用することも可能である。
CECに関してもその他土改材が突出しているがベウスの95.0mg/100gという数値は塩基置換容量としては十分な数値である。

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